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いろいろ想定外な術後1年目


さて、久々の治療日記になります。
ここ最近の出来事をまとめて一気に綴ります。





先月6月9日で術後丸1年目を迎え、検査と診察に行って参りました。


胸のレントゲンと採血後、主治医の診察。

レントゲン写真は「特に問題なし」
血液検査は「貧血気味だけど、まあ異常なし」と言われ、
内心ホッとした所で術側を見せたところ――

「おや?なんだろうね、これ」

術痕直ぐ横辺りの小さなしこりに先生が気付いた。

実は私も少し前から風呂の時その小さなしこりに気付き、
でも本当に極小さなもので気のせいかな?と思いつつ観察していたもので、
「それ、私もちょっと気になってたんですけど、血管か何かですかね?」
「うーん、念の為見て見ようか」

と言う訳で、すぐさま診察台の上に横になりエコーで診てもらうと

「血栓かな?ちょっと血を抜いてみようか」
「(えっ)それ痛い?痛いヤツ?」(; ・`д・´)
と聞く間もなく、手早くチク、と針を刺され。(←たいして痛くはなかった)

「問題ないと思うけど、念の為細胞診出しておこうか」
「そうですね」


――『念の為』

思えばお医者さんの言うこの台詞、一番最初の診察の時から聞いてきた、ある意味トラウマなヤツだ。
最初に診察した時も「多分良性だと思うけど、念の為細胞診しておこう」からの、その結果「悪性の疑い」→「乳がん発覚」だったんだから。

だからその時から嫌な予感はあったんだ。(@_@。







そして数日後――嫌な予感は見事的中。

6月23日
結果を聞きに再度病院へ。

折しもこの日、小林麻央さん死去のニュースが流れた日だった。
心よりお悔やみを申し上げると同時に、何とも言えない不安も過る。


細胞診結果――「悪性の疑い」


術後わずか1年目で、まさかの再発?!Σ(゚Д゚)

非浸潤で乳腺全摘してる上での再発(この段階ではまだ『疑い』ではあるが)
先生もやや不思議顔。「目に見えない箇所に残っていたのかなぁ?」

先生の腕を疑う訳ではないが、やはりどーしても不安になってくる。
「私のがんってもしかして悪性度高いんですか?進行が早いのでは?」
「いや病理結果ではおとなしいタイプだよ。でもこうなった以上できるだけ早く手術で取って調べたほうがいいよね」

確かにこうなったら組織診すっ飛ばし、もう外科的生検のが手っ取り早い。
私も再発の疑いのあるもんはとっとと切り取って欲しいと、即決。



という訳で、それから約10日後


7月5日
日帰りで摘出手術に臨んだ。

けど私、てっきり診察台で行うマンモトームみたいなイージーなものだと思っていたら、

手術室に連れて行かれると、前回同様の手術台にオペ着を着たスタッフ数名が待ち構えているではないか。
(あれ?あれ?やだ、本格的!!これマジなやつじゃん?!)(;・∀・)

心電図、血圧測定器など付けられ、緑の布で覆われ――準備が整うと主治医がオペ着でやってきて、一通り挨拶をを終え、とっとと手術が始まる。

内心ビクビク。だって前回の時は全身麻酔で意識のない状態だったけど、
今回は部分麻酔だからバッチリ意識あるし、局所麻酔以外の感覚もある。
もちろん医師、ナースらの会話も、音も、匂いも全部わかる。

(いやだよ、どうせならまるっと意識ない所でやっておくれよ~)(T_T)

などどいう私の心の中での泣き言に構わず、手際よく手術は進められ――。


消毒液をたっぷり塗る冷たい感触に「くすぐったいです~」と思わず笑う。(←わりと余裕あり?)
それから電気メスで肉を焼く匂いがする。この辺りは大体何をしているか察しがつく。
昔、歯科医院で働いてた時に何度も嗅いだ匂いだ。そういうのには免疫があるほうなので、途中から緊張もほぐれ割と平静にまな板の上の鯉でいられた。



そして無事一時間ほどで摘出手術が終わり、たいした痛みもなく起き上がり着替えて、そのまま歩いて帰宅。←思ったより割と余裕。







7月21日

検査結果:局所再発の乳がん(非浸潤)

もうそうだと思っていたのでそこは驚きナシ。


結果を踏まえ、主治医は
「今後どうする?非浸潤だからこのまま要観察で行くか、一応放射線治療しておくか。抗がん剤するまではないと思うけど」
「悪性度は高くないってことですか?」←一番気になってたこと
「前回同様、大人しいタイプだね。断端は取り切れている。本来非浸潤ならこのままで経過観察していくのもありだし。あとはどうしたいかは御本人次第」


結局治療方針は自分で決める事なのだ。
少し考え、

「じゃあ、もしまた再発したらその時は放射線します」
「じゃ、そうしよう」




また次、再発あるのかしら?あったら困るぞ、おい。(; ・`д・´)

全く思いもしなかった、まさかの1年目での局所再発は、こうして淡々と治療を終えました。


ふと頭を巡らせる。

1年経って、心のどこかで「もう治った」と気がたるんでいた自分を反省。
がんはそんなに甘くない。

やはり問題は食生活、生活習慣の改善かなぁ。
…う、自覚はあるんです。仕事時間が不規則のせいか最近色々偏ってるって。(T_T)
ダメですね、自分の体を労わって守ってあげられるのは自分だけなのに。

今回の再発はかなーり想定外だったので、がん患者としてのたるんだ気持ちを引き締め、
また日々を前向きに過ごしていきたいと思います。


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術後半年目


こんにちは。
こちらのブログも随分久しぶりの更新です。(゚∀゚)

昨日は手術からちょうど半年目の診察ということで、病院へ足を運びました。
前回の診察が夏だったのに、秋を通り越してもう冬ですよ。早いものです。
期間が空いたのにちゃんと診察日を忘れずにこれました。ε-(´∀`*)ホッ←そこ?

とりあえず自分としては特に異常もなく過ごしてこれましたが
今日は採血し、腫瘍マーカーチェックするとのことで、
万が一異常があったら怖いなぁ…と思いつつ、診察の順番を待ちました。
やはり常に再発の不安が頭の片隅にあるのですよ。(´・ω・`)


で、順番がきて診察室に入室すると――久々のN先生のお顔が。(*´▽`*)

「調子どう?」
「はい、おかげさまで何とか。……ただちょっと左肩の上げ下げがスムーズにいかなくて」
「どれ?ちょっと上げてみて?」

痛いとか、生活に支障があるとかはないけど、
ここ2,3か月左肩が常に凝っててすぐ怠くなり、動きが固い感じで。(´・ω・`)
でももしかしたら〇十肩?とかかな~??

「術側を無意識に庇って使わないようにしてしまうから。毎日少しでもストレッチを続けないと、筋肉が固まっちゃうからねぇ」
「ああ、たしかに」
なるべく重いものを持たないように、無理に使わないようにしてたかも知れない。
「少しずつでもちゃんとストレッチし続ければ、成果は必ず出るから」(^^)
「はい、頑張ります」(^^ゞ
「腫瘍マーカーは特に異常なし。貧血も術前の数値に戻って来てるね」
「ε-(´∀`*)ホッ」


という訳で、術後半年目は無事何事も無く通過、安心しました。

次回はまた半年後でも良かったのですが、
腕の挙手不良ということで、念の為3か月後に。
それまで頑張ってストレッチを続けます~!(^^)/


術後二ヵ月、無治療という選択


こんにちは。ご無沙汰しております。

連日猛暑が続く毎日、病後の体に堪えますねぇ。いや、毎年ですけど(笑)


早いもので手術から2か月が経ちました。
傷の痛みは全く無く、術側の左腕もバンザイできるくらい上がるようになり、殆ど支障がない状態。
仕事も復帰し一月、周囲も私が病気療養してた事など忘れるくらいいつも通りなので、自分も以前と全く変わらない日常に戻れたなぁと、はや『病気を乗り越えた』…とすら過信しておりました。


ところが――先日夏風邪を引き、少し具合が悪い日々が続いた時。

以前の私なら風邪くらい市販薬飲んで1,2日寝てればすぐ良くなってたのに、今回は全然ダメで、一向に熱も下がらず、終いには鼻や耳も悪化(特に片耳が詰まって難聴・・・💦)
流石にこれはまずいと、職場から最寄りの救急外来で診て貰いました。

「多分細菌で副鼻腔炎起こして、それが耳管にまで行ったんだろうね」と先生。

抗生物質で菌をたたき、解熱・鎮痛剤を処方してもらい一晩寝たら、熱も下がり随分楽になりました。((+_+))
その後数日かけて諸症状もなんとか快方に向かい、一先ず安心。

しかしつくづく痛感。
体の免疫力、抵抗力が確実に堕ちてる・・・!と。(◎_◎;)
風邪一つでここまで苦しむなんて。
一見元に戻ったかに見えても、けっして過信・油断は禁物なのです!(←分かったか?自分)





それはさて置き、久しぶりに乳腺外科の診察に行って参りました。

久々に主治医のN先生のお顔を拝見できて、安心します。(●´ω`●)
いやしかし相変わらず混んでるねぇ、乳腺外科…。(毎度予約時間から随分待たされます)

術創も皮膚も大分綺麗になって「問題ないね」(^^)と仰って頂けてε-(´∀`*)。



そして、兼ねてから決めかねておりました今後の治療について私は一つの決断を下しました。

ホルモン療法は――私はやらない事にしました。

ほんの僅かな浸潤があったものの、先生曰く「ほぼ非浸潤」なので、皮下乳腺全摘し悪い部分は全て取り切れているのだったら、再発率はかなり低い。
それにホルモン療法を上乗せは、果たしてそこまでするほどの価値があるのか?
5年も薬を服用って結構大変な事です。勿論副作用だってあるでしょうし。
ネットでも調べてみると、非浸潤がんで乳腺全摘した場合、術後無治療という方は結構いらっしゃるようで。

色々考えた末、やらないと決断。


私の決断に、先生も同意してくれました。
医師の見解として(ホルモン療法)やっておいたほうがいい、と強く勧める程ではない、と。


勿論、どんなに確率が低くとも、数年後に再発するかどうかなんて誰にも分からないのです。
その時私が「やっぱりホルモン療法をしておけば良かった」と悔やむのかどうかは、分かりません。
それでも『無治療』という選択をしたのは紛れもなく自分自身なので、その時は受け止めるしかないと覚悟してます。


なので今後は定期的な検診と、いずれはインプラント再建を視野にいれて、

取りあえず、一日一日をしっかり踏みしめて前進していきます。



術後一か月、そして職場復帰の段取り




7月8日

雨曇りの蒸し暑い日、
今日は外来診察で病院に行ってきました。

今日はちょっと早めに着いたのですが、毎度ながら予約時間から50分待たされましたけど(;´・ω・)

しかし困ったな、実はこの後仕事が~💦

そうなんです、傷の痛みもないし体調も良いので、今週から職場に復帰してしまいました。(^^ゞ
術後およそ約一か月の休職で、もう職場復帰―♪(←早い?これが平均かな?)
と言ってもまだ慣らし運転、半日の短時間労働ですけど。

当初、放射線療法も視野に入れて職場には1~2か月と言っておいたのですが、放射線なしだから家にいても暇なのよ。(;^ω^)


で、その際職場の上司に言われました。
「思ったより早かったねぇ。あ、そうそう、復職申請の書類と医師の診断書提出してね」
「へ…」Σ(゚Д゚)

やべ、私、主治医に仕事復帰すること話してなかった!
そんなのがいるなんて、全く頭に無かった。
これまで病気したことがないものだから、そういうのに疎く、完全に失念しておりました💦

医師の「もうお仕事しても大丈夫ですよ」っていうお墨付きを頂かないと、会社としても働かせられないっていう訳です。
いくら見た目はピンピンしててもダメなんだな~(;´Д`)

なので今日は職場復帰用の主治医の診断書、そして生命保険提出用の診断書の2通を頂かないといけません。
(生保用は既に2週間前に依頼済み)






待ち合いで時間を潰し、漸く呼ばれました。

早速先生に傷のチェックをして貰う。
腕の可動域も広がり、服の脱ぎ着も大分楽になってきました。
それでも病院の日はなるべくすぐ脱げる服を着て行きます。(´-`*)

「傷も大分綺麗になってきたね。水も溜まってないようだし」
「はい、お蔭様で」

手術直後は腫れて青黒くなっていた皮膚も、大分普通の肌色に戻ってきましたし、左肩も170度くらいに上がるように。
こうやって少しずつ、少しずつ、体の組織が回復していくんだなー。人間の体ってすごい。未だ皮膚の感覚は麻痺してますが、日常生活するのにほぼ支障はありません。(^ω^)
最近は傷の具合より、軟膏薬を塗ってガーゼを止めるテープかぶれが気になるくらい。


「それで今後の治療方針だけど、どうするか結論は出た?」
今後5年、ホルモン療法をやるかやならいかの話です。
「うーん、副作用が地味につらいと聞きますし、正直やりたくないなーって気持ちもあるんですけど。でもやっておいたほうがいいのかなぁって迷ってます」
「直ぐに決めなくても、もう暫く考えてくれて構わないから」(^^)
「はい」

具体的にどんな副作用があるか、先生が説明書をくれました。
それ読んで、決めてねって。

今の自分の気持ちは90%ほど、やらない方向で固まっている。
どちらにせよ100%なんて事は医学上ない。だからこの先万が一再発した時は、それは私の運が悪かったと言う事。
でも心のどこかでまだ10%ほど「やっておいたほうがいいのかなぁ」という煮えきらない気持ちがあるからなぁ。

結局、今日も結論は先延ばし。(/ω\)

「次回の診察は少し間を開けてもいいよ」
「あ、じゃあそろそろ職場に復帰しようと思ってます。なので診断書を書いて頂けますか?」
「もう復帰?早いねー」
「……ええ、まあ」( ̄▽ ̄) ←

先生にお願いし診断書も作って貰い(すでに仕事復帰してたことはナイショ)、この日の診察は終了。

ちなみに、診断書は一通ごとに文書料金がかかります。
・職場提出用の診断書→2000円
・生保提出用の診断書→4000円
…ホント、地味にお金が飛んでいきますよね、病気って。(;^ω^)




入院・手術・自宅療養と、一か月間のんびり休養させて頂きましたが、

来週からは通常通り職場に復帰予定です♪(‘◇’)ゞ



術後病理結果


6月24日

今日は外来で、病理結果を教えて貰える日です。


ちゃんと予約通り病院に行きましたが、前の診察が推してて約一時間遅れ。(;´Д`)
ま、こっちは休職中でまったりのんびり時間に余裕のある身ですから平気ですけど。

にしても最近「乳腺外科外来、混んでるなー」と感じます。
先生曰く、芸能人が乳がんをカミングアウトすると外来数も比例し増加する傾向にあるらしく、まあそれでも昨年の北斗昌さんの時に比べたらまだマシだと仰っておりましたが。




それはさておき――内心病理検査の結果が気になる私です。(◎_◎;)

一応術前には『非浸潤がん』だと言われた私。
術前と術後で結果が変わることは良くあると聞いておりますが、
もし予想外に悪い数値で、追加で『放射線』だの『抗がん剤』だのと補助療法が必要だとしたら大変💦

非浸潤だけど、腫瘍サイズがやや大きいと言われ、
下手に温存してガンの取り残しがあったらヤダ!と思い切って(乳頭温存)皮下乳腺全摘という手術を選択した訳ですから、
悪い部分をちゃんと全て取り切れて、安心して再建に進みたいのです。(>_<)


ドキドキしながら先生の説明を受ける。


先生はまず切り取った腫瘍の標本写真をパソコンで見せてくれました。

「……うわー」( ゚Д゚)

ぶっちゃけて例えるなら、
色の悪いはんぺんの中に、ナッツやクルミが殻ごと入ってるものを輪切りにしたような感じでした。(←こんな例えでスミマセン)

「思ってたより結構広がってたね。そして1ミリ浸潤部分があった」
「!!」(◎_◎;)
「でもね、病理学上はそうなるけど、臨床的にはこれは『非浸潤』と思っていいから。リンパ節転移もナシ、断端も-だから取り切れているよ」(^_^)
「そうですか、ヨカッタ~💦」(;´Д`)

もう少しほっといたら浸潤がんになっていたと思うと、再建に拘って手術を先延ばしにしなくて正解でした♪(#^^#)


結果に一先ず安心しました。
詳しい数値は教えて貰えなかったんですけど、乳腺全摘した非浸潤がんの場合、そういう病理学的数値は然程必要ないのでしょう。
聞けば教えて下さるだろうけど、ヘンにアレコレ調べて不安になる人もいるらしい。
確かにこのネット社会ではいろんな情報が雑多に溢れてて、振り回されてしまいがちですから。
私は主治医を信頼しているし、基本ポジティブ思考でいたいので、そこはスルーしました。(・∀・)



そして今後どうするか、の選択です。

放射線も抗がん剤も必要なし。
ただ念の為の保険として補助療法、つまりホルモン剤の服用(5年)をしていくか、何もしない無治療か、それは私が決める訳です。

先生が仰るには
ホルモン療法はしてもしなくてもあまり差はない、けど少しでも再発率を下げたいならやっても良し。
その代り諸々の副作用が出るかも知れないし、私の年齢(30代)を鑑みると、まだ若いしもし今後出産を希望するならやらないほうがいい、とのこと。

今は副作用を押さえる薬もあるそうですが、

「うーーん」(´・ω・`)

5年の服用か~、長いよねぇ。
お薬代も馬鹿にならないし、悩みますわ。
副作用を気にしながら仕事するのもストレスになりそうだし、薬の副作用を押さえるのにまた薬を飲むというのも本末転倒な気もします。

それが必要だと言われるなら腹も括りますけど、どちらにするか選んでいいと言われたら、出来ればやりたくないというのが本音。
でも再発や転移はもっと嫌だ。(-“-)

ホルモン療法、やるべきか、やらざるべきか、悩むところです。

「今すぐ決めなくても、少し考えて決めていいから」(^_^)
「はい、少し考えてみます」(;´Д`)

と言う訳で、この日は手術の傷をチェックして貰い、終了!



次回はまた一週間後の外来です。



プロフィール

なな

Author:なな
初めまして、ななと申します。(#^^#)
2016年春に早期乳がんが見つかりまして、これまで病気知らずだった人間のおっかなびっくり治療ライフや日々の事をのんびり綴っていこうかと思います。

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